若冲を初めて知ったのは智くんがナレーションしたときだった。

そのときもそうだったけど、あの時代にこんなに鮮やかな色を出せることに驚いたんだった。
それから、若冲ブームが到来したのか、京都のお寺さんでも特別公開してたんだよなぁ。行こうと思いながらなかなか重い腰が上がらずだった・・・・・・

東京に来て、駅のホームから見える看板で東京都美術館で若冲展が開催中だと知りました。
若冲の特集の番組も再放送されてたし、東京に来てるんだからこれは見に行くしかない!と一人でぶらり上野まで。

若冲、ナメてました。ぶらり見学してカフェごはんしてお買い物して帰ろう、なーんて思っていたけど、なんのなんの。
みんな大野ファンかと思いましたよ(爆)。いや、大野ファンもきっと隠れてたはず!!
でもおじさん、おじいさんもいっぱいいたし、年齢層の高いことといったら!平日ですもんね。わたしなんてこの中に入ったら若手です(笑)
平日なのに入るまで2時間待ち。建物に入って入り口までも30分待ち。もちろん見学も立ち止まったりできない!

それでも色鮮やかな鳥獣戯画、素朴な墨絵、海外のコレクター所蔵の象など、美術を良く知らないわたしでも十分楽しめる絵でした。

テレビの番組で予習していってよかった。線の一本一本の正確さとか、照明によって違った色合いに見えること、そしてこの本のような♡ の形の絵柄も!

若冲は、今評価されなくても1000年後にわかってもらえる、って言っていたそう。1000年たってないけど、こんなに素晴らしいものに出会えてわたしもうれしい。ほんとにどう言ったらいいのか、とにかく並んだ甲斐がありました。
1600円でこんなに感動を味わえるなんて!

コメント

ねこって
2016年5月11日18:43

いいなー。ホンモノ。
美術品と音楽は「その場」で伝わる何かって必ずあるなぁ、って思います。
関西にも来ないかなぁ。

モモ
2016年5月12日1:25

若冲展、とんでもない大混雑のようですね。
関東在住の友人の8割は観に行ってるようです。
ちょっと前にミホ・ミュージアムで象と鯨の画を観て、ドッヒャ~!!となりました。
まとめて鑑賞できるなんて羨ましいです!

みかりん
2016年5月13日9:34

>ねこってさま
若冲ブームにのって関西でも開かれるかも。宮内庁所蔵のものが多かったけど金閣寺とか、大阪のお寺さんとかの所蔵のふすまとかもありました。だけどこんなすごい人だともう疲れて疲れて。人が少ないところで展示されてる部屋の真ん中に立って見たかったなぁなどと思います。開催期限が短いわぁ。

>モモさま
ほんとにどこからこんなに人が来るのかと、混雑に慣れてない関西人にはキツかったです。みなさん行かれてるんですねぇ。象と鯨もすごかったです。象も鯨もトラもどうやって描かれたのでしょう。写真もない時代なのに。すごいです。関西で開かれたら是非!!ていうか、東京出張にこられたら?再来週までですよ!

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